敗者復活戦

元プロボクサーがダイエット健康についての情報をお届け

WBSS決勝戦「井上尚弥vsノニト・ドネア」はボクシング史に残る神試合だった。

11月7日埼玉スーパーアリーナで行われたWBSS決勝、ノニト・ドネアvs井上尚弥。TVで観戦だったが興奮が収まらないのでブログに書いてみます。

 

WBSSとはワールドボクシングスーパーシリーズの略でその階級で1番強いものを決めようというトーナメント。

昨今のボクシング界というお公式団体が4つに増え1つの階級にチャンピオンが4人いる状態。

このためチャンピオンベルトの価値が下がってきており誰が本物のチャンピオンなのかはっきりしない状態が続いていた。

じゃあ誰が1番か決めようぜと開かれたのがこのWBSSだ。

ドラゴンボール天下一武道会くらいの激熱トーナメント。

それぞれの団体のチャンピオン、上位ランカーが参戦する夢のトーナメント、ファンはこういうのが見たかった。

 

決勝まで勝ち進んだのはフィリピンの閃光ノニト・ドネア。そして日本が誇るモンスター井上尚弥

ボクシングファンならたまらない好カード。

戦前の予想では井上尚弥圧倒的有利だったが蓋をあけるとお互いが一歩も譲らない激闘だった。ほんとに格闘漫画のような展開で終始ワクワク、ゾクゾクが止まらなかった。

 

試合に至るまでもまた漫画のようなドラマがあった。

 

ノニト・ドネアは5階級制覇のレジェンドでパッキャオに次ぐフィリピンのスター。

僕は一応元プロボクサーなのでわかるが5階級制覇ってとてつもない。

まさにレジェンド。ドネアは親日家であり日本のボクシングファンなら皆大好きなはず!

現在は36歳で選手としてのピークは過ぎているように思うが直近の二試合はKOで勝利を収めている。

 

一方の井上尚也は18戦全勝16KO。

愛称はモンスターでその名の通りパワー、スピード、テクニック全てにおいて規格外。

ガードの上からでもお構いなしに相手をなぎ倒します(笑)

井上の直近の試合がモンスターの愛称を物語っている。

まず過去10年間無敗のマクドネルを1RKO、次に元スーパー王者というチャンピオンの中でもさらに上の位に位置していたパヤノも1RKO、そして事実上決勝戦と言われた優勝候補で無敗のチャンピオンであるロドリゲスは2RKO。

おかしい笑

多分井上選手以外の日本人なら敵わないんじゃないかな?

 

ぼくには井上選手が週刊少年ジャンプで連載中の『ワンパンマン』の主人公サイタマと重なって見えています。

 

 

ワンパンマンでは凶悪な怪人達が街を襲ってきます。そしてそれを止めようとするヒーロー達がいるでのすが怪人の圧倒的な恐怖と力の前にヒーロー達は倒れ街は絶望を露わにします。もう終わりだと思ったところで主人公のサイタマがワンパンであっさり倒してしまう。

 

井上選手も今回はやばい!という周りの予想をサイタマ同様ワンパンで覆しあっさり終わらせてしまうため相手が強ければ強いほどすべてフリに思えて仕方がありません。

 

 

井上選手は学生時代からドネアに憧れを抱きボクシングにおいてもお手本にしていたようです。そしてプロデビュー後一気に世界チャンピオンへと上り詰め次々と記録を打ち立ててきた。そして憧れたドネアと肩を並べるようになりついにこのWBSS決勝で両者が相まみえるというストーリー。

かっこよすぎや。

 

ここからラウンドごとに試合をぼく視点で振り返っていきます。

1R激闘の幕開け

静かな立ち上がり、お互いが出方を伺っている様子。開始1分過ぎから早くも激しいパンチの交錯。井上のパンチが当たったように見えた。ドネアは構わず左フックを合わせようとする。どちらのパンチも直撃すれば試合が終わるというような破壊力だ。

2R右目の負傷

1Rで井上はパンチが当たる距離を掴んだのか、早くも打って出る。ガードの上から強打をぶつける。ドネアの体が左右に揺れる。ペースを強引にものにした井上はかなり緊張がほぐれたようで余裕すらあるように見えた。

ぼくはこれはいつものパターンかなーと早くも試合が決まったように決めつけた。

しかし今までの相手とドネアは違った。

残り1分を切ったところでドネアの必殺左フックが炸裂!

井上が右目の上をカット。その傷がのちの試合展開に大きく響く。

ドネアの左フックはやっぱり脅威だ。

 

3R井上のディフェンスが光る

2Rの左フックで今度はドネアが優位に。リング中央を取りプレスを強める。

井上は立ち上がりから打って変わりディフェンスにシフト。

フットワーク、ボディワークと多彩なディフェンス技術でパンチを外す。

井上は早いラウンドで相手を倒し試合を決めてしまうため圧倒的なパワー、攻撃面にフォーカスされがちだがディフェンス面もやはりモンスター。井上選手のスタイルはあのディフェンスあってのものだと勝手に思います。

 

4Rドネアの右

3R同様にドネアがプレッシャーをかけ井上が下がりながらカウンターで応戦。フットワークと高速ジャブが走る。

しかしドネアの右が伸びる、そして当たる。

怖い。

 

5R井上のKO勝ちか?

プレスをかけ続けるドネアに井上の左フックのカウンターが当たり始めた。

ドネアは臆することなく前に出る。

残り30秒、井上の右カウンターが炸裂!

ドネア完全に効いた。今度こそテレビの前で終わったと思い切った。

井上がすごい迫力で畳み掛ける。

ここでラウンド終了のゴング。

ドネアは命拾いした形に。

 

6Rモンスターの所以

前のラウンドでドネアは完全に効いていたのでこのラウンドで倒すだろうなと思っていたが井上は慎重だった。

多分ここまで戦ってきてドネアのパンチはまだ死んでないと判断してのことだろう。

ぼくだったら早まってラッシュしてカウンターの左フックもらってぶっ倒れてる(笑)

圧倒的なボクシングスキルに加えてクレバーさも兼ね備えているからもう手のつけようがない。こういうところがモンスターたる所以なのだろう。

ドネアの動きがだんだん鈍くなってきた。

 

7Rアウトボクシング

井上はリングをフットワークを駆使し、回りながらドネアの様子を見る。

ドネアのパンチは浅くだがヒットする。

やっぱりパンチはまだ死んでない。

井上は残り1分から一気にギアを上げる。スピードが半端ない

 

8Rドネア復活の右

ジャブの刺し合いから始まったこのラウンド、ドネアの動きにキレが戻ってきたように見える。井上の方がスピード、リーチで勝るように見えるがドネアのジャブが当たる。ドネアの距離感、タイミングなのか右目上の傷のせいなのか。

そして浅くだが当たっていたドネアの右が直撃!

これは効いたか?ドネアの右が何発も当たるようになった。ここまでパンチをもらってる井上選手は見たことない。

井上は右目の傷、鼻から激しい出血。

嫌な予感しかしない。

 

9R井上大ピンチ! 

8Rから息を吹き返したドネア。 

ここに来て強打が井上を襲う。

井上崩れ落ちる一歩手前。

なんとかクリンチで逃れる。

ここでも今まで見れなかった井上選手の強さの一面が見れた。

井上選手は普段から最悪の場面を想定した練習を取り入れていると言っていました。このシーンがその言葉を表していました。ダメージのあるこの場面で打ち合いに出ていれば井上選手も危なかったと思います。

とか言いつつぼくはこの時、テレビの前で「あの井上尚弥がまけるなんて」と勝手に勝負を決めていました。

 

それでも試合は完全にドネアペース。

 

10R井上の強さ

開始早々井上が出る。

一進一退の攻防で陣営も井上自身もどっちが勝っているのかわからなかったと思う。前のラウンドを取り返そうという姿勢が見える。こんな白熱した展開でもしっかり状況を分析し実行に移す冷静さ井上の強さに抜かりはない。

井上のショートパンチがヒットし攻勢を強める。ドネアも左のジャブで思うようにさせないのがまたうまい。それでも井上はパンチをまとめ前のラウンド分をしっかり取り返した。

さすがとしか言いようがない。もうどっちが勝つか全くわからない。

 

11R必殺ボディーブロー炸裂!

このラウンドが激アツすぎた。

まさに格闘漫画

前のラウンドからペースを取り戻した井上のパンチが息を吹き返す。

ついに井上の必殺ボディーブローが炸裂!ドネアは苦悶の表情でたまらず膝をつく。ダウン!この日初めての待ちわびたダウンシーン。会場大盛り上がり。今度こそ試合は決まったと思ったがドネアがテンカウントギリギリで立ち上がり再開。止めなかったレフェリーは中々のファインプレーだと思う。

ドネアのプライドなのか凄まじい執念。今までの相手ならこの必殺ボディーブローで気持ちごとへし折られていた。ドネアかっこよすぎる、最高。

再開後井上が一気に試合を決めに行く。

ドネアは凄まじい連打をブロックを固めて耐える。ブロックの奥に隠れる目は明らかに逆転の1発を狙っている。井上の連打のつなぎ目にまたも必殺左フックのカウンター!

井上の動きが止まる。

ドネアの左フックはやっぱり脅威だ。

このまま最終ラウンドへ。

 

12R決着

1Rから一進一退の攻防、行ったり来たりのペースで迎えた最終ラウンド。

お互いの技術を出し終え最後は意地と意地のぶつかり合い。

まずドネアが出ると譲らずに井上も打って出る。井上がパンチを浴びせラストはドネア強引に倒しに行くがここで試合終了のゴング。リング上で抱き合う2人。

判定は3-0で井上の勝利、WBSS優勝と共に世代交代を果たした。

 

 いやー、すごかった。

こんな試合めったに見ることができない。

二人のこれまでのストーリーがあるからより興奮した。

ほんとに強いもの同士が戦うと感動が生まれるんだな。

井上選手は戦前36分間のストーリーを見せると言っていた。

はじめから判定に行くかもしれないことを予想していたかのような発言。

言葉通りのストーリーを見せてもらった。

 

この試合で改めてドネアがボクシング界でレジェンドと評されているのかを再認識できた。ピークを過ぎたと言われほとんどの人が井上選手のKO勝ちを予想してただろう。

しかし試合が始まれば互角の展開。必殺の左フックも健在だった。

ドネアが相手だったからこそここまでの激闘になったしドネアの執念が感動を生んだともいえる。負けはしたけどかっこよすぎた。

ドネアありがとう!

ドネアの今後の進退に注目です。

 

そして井上選手おめでとうございます、お疲れ様です。

ファンからしたらまさかの大接戦。しかしそのおかげで普段見ることのできない戦い方が見れたし井上選手のいろんな強さの一面を見ることができた。

試合後右目上のカットの影響でドネアが2人に見えていたと話していました。

そりゃいくらモンスターでもパンチもらうよ。

井上選手は世界初挑戦の時も試合1週間前にインフルエンザにかかり試合中には足をつるハプニングに見舞われてました。それでも勝利して世界チャンピオンに。

今回も出血というハプニングを抱えながらの勝利。

モンスターだ(笑)

なにかに挑戦すれば必ずこういった障害がでてきますが井上選手のような本物の強者はそんなものはものともせず跳ね返し結果を出していくのが分かります。

その裏には覚悟と信念、想像できないような徹底された努力があるんだろうけど。

井上選手を見ると壁に立ち向かっていく勇気をもらえます。

 

井上選手はドネアを倒したことによりさらに世界から注目を集めるでしょう。

一人のボクサーが埼玉スーパーアリーナを満員にする。

これだけでもとんでもないことですよね。

誰もが漫画のキャラクターのような強さに憧れていてそれを現実の世界で体現して見せてくれている井上選手。

井上選手の影響でボクシング知らない人も見るようになるんじゃないかな。

日本が誇るモンスターの伝説はどこまでいくのか。

次戦が楽しみで仕方ないです。

 

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糖質オフはダイエットのためではなかった

糖質オフ。

ここ数年でよく耳にし、コンビニなどでよく目に付くようになりました。

 

元プロボクサーのぼくからしたら糖質オフには反対です。

それはアスリートだけでなく一般の方にも思います。

 

ぼくがそう思う理由はまた今度書こうと思います。

 

最近出版されているダイエット本にも糖質オフをテーマにあげているものが多いようです。そしてそれらの本を何冊か読んでいるうち、あることに気づきました。

 

それは医者が書いている(情報を提示している)ということです。

 

 医者が提供する情報なら信頼性がある。

実際本の帯には何万部突破!の文字がありました。何万部も本が売れればダイエット情報として糖質オフが定着する。

 

医者の思い通りということでしょうか。

ですがこういったダイエット本を読んでいくうちに医者の狙いは一般の方に向けたダイエットとは別のところにあるのではないかと思いました。

 

今回の記事では糖質オフの根源とそれについて深く関係する点をご説明していきたいと思います。

 

目次

 

血糖値と糖質

血糖値

血糖値とは炭水化物に含まれる糖質が体内に入るとまず血液の中にいく。

その時の血中の糖の数値。文字通りです。 

 

 

糖質

炭水化物-食物繊維=糖質

いきなり公式かよと思うのでわかりやすく栄養成分表示で

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炭水化物は糖質と食物繊維を合わせた栄養素なのです。

意外と知らない人は多いかも

 

糖質とは別で食物繊維には血糖値を上げる働きはありません。

 

インスリン

インスリンとは

インスリンのことを説明するとどうしても難しくなってしまいます。

ぼくもよく理解できていないかもしれない。

本やネットで何度も調べたけど読んでるだけで疲れるし。

なのでなるべくわかりやすく説明していきます。

インスリンとは膵臓から分泌されるホルモンのこと。

糖質をとり血糖値が上がるとそれを下げる働きをします。

 

 

インスリンが分泌されるまで

食べ物を食べるとまず胃や腸で分解されます。

 

分解された糖は次に血中へいきます。

 

糖が血中にいるので血糖値は上がっていますね。

 

血中にいる糖は脳や神経、筋肉など様々な細胞で使われるエネルギーに変わります。

 

この糖をエネルギーに変える働きをしてくれるのが...

 

 

おまちかね、インスリンです。

 

 

インスリンは血糖値が上がるとともに現れて仕事をします。

 

 

インスリンの働きと体脂肪がつくまで

インスリンは先ほど説明したようにカラダに入ってきた糖を脳や神経、筋肉などで使うエネルギーに変えてくれます。

 

この時変換されたエネルギーはグリコースといいます。

 

カタカナが出てくるとどうしても難しくなるので名前は無視していただいて大丈夫です。

 

簡単に言うとグリコースは歩いたり読書したり運動したり、カラダの中で一番最初に使われるエネルギーといったところです。

 

使われずに余った分のエネルギーはどこへ行くのかというと、インスリンが筋肉や肝臓に蓄える働きをしてくれます。

 

この時蓄えられたエネルギーはグリコーゲンといいます。

 

同じように名前は無視してください。

 

これは貯金のようなものですかね。

つかえるエネルギー(グリコース)がなくなると蓄えていたエネルギー(グリコーゲン)が使われるしくみになっています。

 

しかし、筋肉や肝臓にもエネルギーとして蓄えられる容量があり容量オーバーで使われなかったものは体脂肪として蓄えられてしまいます

 

これもインスリンの働きです。 

 

 こうして食べたものはエネルギーにかわり、使われなかったものは体脂肪になっていくということです。

 

太り続けた先に待つのは肥満という抜け出すことのできない地獄

 

肥満は危険

肥満とはただ体脂肪が増えて太っているだけの状態のことではありません。

 

健康に害を及ぼす状態、太っていることが生きていく上で危険である状態です。

 

以前お笑い芸人のクロちゃんが医者から死亡宣告を受けているのをテレビで見ました。

 

ぼくは糖尿病について全くしらずこの時、糖尿病が命に関わるほどの重い病気だと知りました。

 

 

無意識のうちに肥満に近づく人

このような食生活をしてしまっている人は知らないうちに肥満へと近づいていくので要注意です。

  • 空腹時に多量の糖質を食べてしまう人
  • 1日に3色以上食べている人
  • おかし、ケーキなどの中毒性のあるものをよく食べている人
  • お腹いっぱいでも食べるのをやめない人

他にもあげられる例はありますがシンプルに言うと糖質の多量摂取と1日の食事回数の多さ、そして食べ過ぎです。

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糖質の多量摂取は血糖値の急上昇を招きます。

問題はそれを抑えるためにインスリンも多量に分泌されるということです。

 

インスリンは脂肪を蓄える働きがあるので多量に分泌されるということは体脂肪の増加につながるということがわかると思います。

 

ダイエット中に1日の食事を5食くらいに分けて摂っている人がいます。

分食といわれていますね。

 

人は血糖値が下がったときに空腹を感じます。分食は血糖値が下がる前にこまめに食事をとることで血糖値を安定させ空腹を感じづらくするのが狙いです。

 

確かに血糖値は安定しますがインスリンは分泌されたままの状態です。

 

さてインスリンが分泌されたままの状態が どんな影響を与えるのか。

 

肥満の人のカラダはどうなっているのか

インスリンが分泌された状態が続けば体内のインスリン値が高くなります。

 

 通常では食後何時間かで血糖値が下がると同時にインスリンの値も下がります。

 

しかし肥満の人の血糖値とインスリン値は時間がたっても高いままです。

 

 そしてインスリンの分泌にカラダが慣れてしまい本来のインスリンの作用が効かなくなってしまいます。

 

 さらにインスリンは満腹ホルモンを感じにくくしたり、脂肪分解の邪魔をするように働きます。

 

ここまで来てしまうと絶望的です。

 

インスリンというホルモン本来のバランスが崩れてしまっているので本人の意志だけでは肥満から抜け出すことができなくなってしまいます。

 

あらかじめ血糖値とインスリンのことを理解しておけば太る、肥満になるということが防げるのではないかと思います。

 

そして血糖値の上昇は基本的には糖質を摂ったときにおきるので糖質オフは肥満の方が取り組むべき食事方だと思います。

 

 まとめ

  •  糖を摂ると血糖値があがりそれを抑えるためにインスリンというホルモンが働く
  • インスリンは食べたものをエネルギーに変えたり蓄えたりしてくれるが使われなかった分は体脂肪として蓄えらえてしまう。
  • 糖質の多量摂取、1日の食事回数の多さ、食べ過ぎなどの積み重ねがインスリンの正常な機能をこわし肥満へとつながっていく
  • インスリンの正常な機能が壊れてしまえば肥満から抜け出すことが難しくなり最悪の場合は命に関わることもある。

 

 

 ここまで目を通していただきありがとうございます。

 

現在、糖尿病患者は増え続けています。糖尿病は命の危険に関わるほどの重い病気です。

 

冒頭で書いた医者の狙いとは糖尿病患者の増加を未然に防ぐことなのではないかと思います。

糖尿病の改善ももちろんです。

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糖尿病の治療法として最も安全で手っ取り早いことは糖質オフであることも挙げられています。

もちろん一般の方がダイエットをしていく際の方法としても効果はあります。

 

どうしても炭水化物が主食の日本では難しいかもしれませんが糖質は悪だというイメージが定着すれば肥満、糖尿病患者も少なからず減っていくのだろうと思います。

 

糖質オフ反対派のぼくはこれはダイエット法ではなく肥満や糖尿病患者向けの食事法なんだと納得し糖質オフをようやく認めることができました。

 

 

 

ただタピオカブームだけはいつになっても理解ができませんが。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元プロ格闘家がいまさらダイエット記事書いてみた。確証されたダイエット法があればいいのにな

ダイエット記事書いてる人ってどれくらいいるんだろう。

需要ないかもだけどダラダラかいていきます。 

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元プロボクサーのぼくは試合のたびに減量していました。

一か月で9キロとか。

一般の方でもダイエットされている方や食事に気を使われている方は多いと思います。

 ぼくは数々のダイエット本を読んできましたが一冊ごとに意見が違ったりして結局どれが正解なのか今でもわかりません。

人のカラダはやはり個人差があるのでみんな同じやり方をしたとして結果が異なることは当然かも。

このブログではダイエットや健康について基本を押さえたうえで

ぼくの経験から役に立つ意見、情報を発信していきたいと思います。

 

 

今回が最初の記事です。

 

 

 

目次

 

 

 痩せるためにはカロリーコントロール

現代には様々なダイエット法が出まわっていると思います。

どれを選んでやるにしても忘れてはいけないこと

それは、

消費カロリー>摂取カロリーです。

脂肪を1キロ落とすには7200カロリーの消費が必要とされています。

フルマラソン3回走ってやっと1キロ落ちるイメージ。

これを短期でやるとただのアスリート。

消費カロリーが摂取カロリーを上回る、

毎日の積み重ねでやっと1キロ落ちるのです。

 

この関係性が逆になってしまうと消費されなかったエネルギーは蓄積され脂肪に変わってしまいます。

消費カロリー>摂取カロリーの食生活を守ること。

それを一日一日積み重ねること。

短期間で脂肪は落ちないし

1週間で〇〇キロ!なんてものは一般の方には向いていません。

 

ダイエット中の方、これから始める方もこの消費カロリーと摂取カロリーの関係性は常に気を使ってほしいです。

食べ過ぎを防ぐにはカロリー計算

まずは摂取カロリーをコントロールすること

摂取カロリーをコントロールすることとはズバリ、カロリー計算です

確実にやせるためには必要不可欠です。

感覚だけでダイエットしている方は気づかぬところでカロリーオーバーしているなんてこともあります。

食材だけいいものを摂っていてもカロリーオーバーでは痩せません。

 

食べ物のカロリーは炭水化物、脂質、タンパク質の各栄養素のカロリーの合計した数値です……

申し訳ないです。

自分で書いててもわかりずらい文章ですので

 写真から

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ヤマザキのあんぱん

 

コンビニやスーパーで売られている食品には栄養成分表示がありますよね。

栄養成分表示の見方を説明していきます。

 

あんぱんのカロリーはこちら

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タンパク質、脂質、炭水化物の各グラムのカロリーの合計が一番上の熱量315kcalを表しています。

 

ちなみに、各栄養素1グラムあたりのカロリーがこちら

 

炭水化物・・・4カロリー

 

脂質・・・9カロリー

 

タンパク質・・・4カロリー

 

 脂質には炭水化物、タンパク質の倍以上のカロリーがあることがわかりますね。

脂質が多い食べ物は高カロリーで太る原因のひとつです!

各栄養素1グラムあたりのカロリーとあんぱんのグラムのカロリーで見てみると

 

タンパク質・4×8.9=35.6kcal

脂質・9×3.3=29.7kcal

炭水化物・4×62.5=250kcal

各栄養素のカロリーを足すと、

35.6+29.7+62.5=315.3kcal(熱量)

どうでしょうか?

ほとんどの人がなにげなくみていた食品のカロリーはこうなっていたのです。

 

ぼくは普段食べ物を買うときはどうしても栄養成分表示をみてしまいます。

 そして気になったものでも「カロリーたかっ、やめとこ」、「これ脂質すごいなー、やめとこ」、「315カロリーか…、これだ」

こんな感じであんぱん一つ買うまでに時間がかかってしまいます。

 もう癖です。

 

自炊派の人はカロリー計算用のアプリがありますのでそれで大体のカロリーは分かります。

 

カロリー計算が習慣づけば頭で勝手に「今日は朝昼で~カロリーとったから夜は~カロリーまでにしよう」と思えるようになります。

※これに関してはあくまでぼくの経験です('_')

 

 摂取カロリーは基礎代謝を目安に

ここまできて

「カロリー計算は分かったけど

1日の摂取カロリーはどれくらいとればいいの?」と思われるかも。

摂取カロリーは極端に減らしすぎてもいけません。

代謝が落ち体重が落ちづらくなったり、免疫力の低下で体調をくずしてしまったり。

体重は落ちるでしょうが健康的ではありません。

これはぼくの考えですが、

1日の摂取カロリーは基礎代謝を目安にしていただくのがベストでしょう。

摂り過ぎず減らし過ぎずって意味で。

 

基礎代謝は体重や筋量で人それぞれですが平均的に男性で1500、

女性で1200程とされています。

ダイエットのやり方はいろいろありますが基本的にはこの摂取カロリーを守ることが重要です。

 

 

 

まとめ

  • 消費カロリー>摂取カロリーの関係を守る
  • 毎日意識してカロリー計算を行う
  • 1日の摂取カロリーは基礎代謝を目安に抑える

 

 

 

今回は主に摂取カロリーについて書きました。

はじめのうちは1日の摂取カロリーを1200~1500に抑えることはツライかも

さっきのあんぱんでいうと女性なら1日3個ですもんね。

ですがそんなストレスをなくすコツなどもこれからご紹介していきます。

そして次回は消費カロリーにスポットを当てて書きたいと思います。

 「もっといっぱい食べたい!」と思った方は次回の記事を読んでください。

 

また次回もみてください!

 

人のエネルギー消費は基本的にこの3つ、太りにくく痩せやすいカラダへ。

前回の記事で消費カロリー>摂取カロリーの関係を守ること、

主に摂取カロリーをコントロールすることについて書きました。

今回は消費カロリーを増やすための

3つの代謝について書いてみました。

 前回の記事と合わせて

消費カロリー>摂取カロリーの関係を勉強していきましょう!!

 

 

目次

 

 

 基礎代謝とは

基礎代謝とは人が生きていくうえで自然に使われていくエネルギーのことです。

簡単に言うと1日寝ているだけでも基礎代謝分のカロリーは消費されているということです。

基礎代謝は平均的に女性で1200~、男性で1500~とされています。

基礎代謝は1日の消費カロリーの60%を占めます。

よって基礎代謝が高い人ほど消費カロリーも増えるわけです。

太りにくく痩せやすいカラダとはこのこと。

まずは代謝の良いカラダを作ることを考えましょう。!(^^)!

代謝アップにつながることは食事、運動、睡眠この3つを整えることです。

これもまた今度詳しく書いていきたいと思います。

 

 

 

食べて痩せる、食事誘導性体熱産生(DIT)

ショクジユウドウセイタイネツサンセイ...

( ゚д゚)ポカーン

噛まずに言えたでしょうか?

ぼくは無理です、略のDITで進めていきます(笑)

これは要するに食事をすることによってエネルギーを消費する作用です。

DITは1日の消費カロリーの内10%を占めるといわれています。

基礎代謝が60%でしたね。

「エネルギーを摂取することが目的の食事で消費も行われているの?」

これは食後、消化吸収をするために

各臓器が頑張って働いてくれているからです。

DITによって消費されるエネルギーは3大栄養素で異なります。

炭水化物、脂質は7%、タンパク質はなんと30%です。

ですがタンパク質だけとればいいというわけではありません。

タンパク質は他の栄養素に比べて消化吸収に時間がかかります。

臓器が長い時間働くことにより体の疲れにつながります。

体調をくずした際はタンパク質はなるべく控えたほうがいいですよ(*'▽')

 

少しそれましたがタンパク質を取り入れたバランスの良い食事をとることでDITの作用も高まるということです。

これも太りにくく痩せやすいカラダづくりにつながりますね。

 

 

 

運動は健康体に欠かせない!生活活動代謝

運動、日常生活で消費されるエネルギーです。

運動すると交感神経が活発になり代謝があがり痩せやすいカラダになります。

カラダを動かすことでエネルギーを消費することはもちろん

運動後もエネルギーの消費はつづきます。

筋肉が大きくなれば基礎代謝はアップし痩せやすいカラダになります。

運動はいいことづくめです。

 

「毎日忙しくて運動する時間なんてない」

このような人もいるかと。

しかし食事を抑えることだけでダイエットしようとすると

代謝はどんどん下がり痩せにくいカラダになってしまいます。

そんな方でも家でテレビを見ながらできるスクワット、腹筋などはとりいれるべきだと思います。そして朝夜ストレッチをする、エレベーターやエスカレーターより階段を使うなど日常生活でもカラダを動かすようにしましょう。

 

 ぼくはただやせるよりもきれいなカラダをつくるに意識を置いてほしいと思っています。そのためにもダイエットに運動は必須だと思います。

 

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まとめ

  • 基礎代謝アップ=痩せやすいカラダ
  • タンパク質を含むバランスの良い食事を心がける
  • 運動はカロリー消費だけでなく代謝アップにつながる

ここまでよんでいかがでしたでしょうか? 

 

 ダイエット記事を書いていく上でまずはじめに、

前回と二回に分けてダイエットの超基本について書きました。

あえて細かい部分は省いているので疑問に思うところもあるかもしれません。

これからもっと深くわかりやすく掘り下げていこうと思うのでこの記事だけで「カロリーコントロールでやせれるんだ!」とは思わないでください。

保守的になっているのではなくダイエット情報として信頼してもらえる記事を作っていきたいので。

 

 質問やご指摘は遠慮なくぶつけてきてください!

 

ではまた。

 

ダイエットは格闘家に聞けばいいと思う

昨今フィットネスブームに伴い数々のダイエット法が上がっていると思います。

ネットには情報が溢れていてダイエット初心者にはどれを選択すればいいのか

悩んでいる人もいると思います。

どうせやるなら無理なく痩せたいですよね。

間違ったやり方でリバウンドしたり途中でリタイアなんてもったいないですよ。

 

 

 

ぼくは元プロボクサーで現役中は試合のたびに決められた体重まで減量していました。

もちろん失敗したことはありません。

格闘家にとって減量は戦うことと同等に仕事の1つです。

いわばダイエットのプロです。

偶然にも「これから始めるよ」という方が見てくれていたら

このブログを信頼していただきたいです。

ぼくが得た知識、体験を生かしたダイエット法を発信していきます!

疲れることは極力避けたい。

tomohiroといいます。

 

今日からブログをはじめるにあたって簡単な自己紹介、このブログで発信したいこと

その他いろいろ書いてみます。

 

元プロボクサー

現在20代前半のフリーター

趣味は読書とラジオと映画それとバッティングセンター

基本一人行動が好きです

 

あれ、自己紹介ってこんなもんでいんだっけ。。。?

 

 

しばらくボクシングしかしていなかったからかはたまた殴られすぎか

こんな基本的なことができない自分に嫌気がさしてきます。

 

いやいや、こんなくだらないことを書くためにはじめたのではなくて。

僕はボクシングを通して学んだこと(主に健康面)、それと僕の住む西成について

あとはくだらない毎日、そこから得た情報などをこのブログから発信したいと思いま

 

とにかく読んでくれた人の役に立ちたい

 

 

ではまた。